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７月１８日より新潟市全域を会場に開催中で、多彩な芸術作品が展示される水と土をテーマにしたイベント「日本海政令市にいがた水と土の芸術祭２００９」。
現在、テレビＣＭでも告知されていますが、このＣＭは、新潟市から『直接』制作協力の依頼を受けて、なんと本校映画プロデュース科が全面制作した作品なんですよ
信濃川やすらぎ提に展示された今回の「水と土の芸術祭」の出品作品である台湾のアーティスト王文志さんの作品『Water Front 在水一方』（※写真１）をモチーフとした映像は既にご覧になった方も多いのでは？


ＣＭ撮影は8月上旬に早朝から夜まで丸1日掛けて行われたのですが、これがかなり根気のいる撮影だったようです


　
今回のＣＭのコンセプトとして撮影は常に同じ位置にカメラを固定して行う必要があったため、信濃川沿いに撮影用カメラを固定したのですが、（※写真２・３）信濃川をボートが通るたびに波が発生してしまい、その波がカメラに押し寄せて、撮影位置がずれてしまうという危険に

それを防ぐため在校生達が大奮闘カメラの位置がずれないように、ボートが通るたび、ベニヤ板を使って波を防ぎながら撮影を続けていきました

撮影に参加した映画プロデュース科2年 鳥越直人くん（新潟県立久比岐高校出身）は「撮影中は、ベニヤ板でカメラを波から防ぐ作業が特に大変でした。ベニヤ板にかかる波の力が、波の見た目以上に強くて最初は焦りましたよ。何度か波を防いでいくうちに徐々に慣れてきましたが、ボートも1日に何度も通るのでそのたび動かなきゃいけなかったですし根気がいるので苦労しました。」
と撮影時の苦労を語っていました。

様々なシチュエーションの中で撮影が行われるのが映画・映像業界です。
今回のＴＶ-ＣＭ制作の経験は今後、業界就職しても大いに役立つ経験となったのではないでしょうか？

イベント「水と土の芸術祭2009」は今年の１２月２７日まで新潟市内各地で開催中です。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね

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